魔王城の生活改革~贄の聖女は可愛いものにかこまれたい~
最終更新:2023/4/11
作品紹介
ルルディア・ソレイユは聖女である。 けれど、十年間働き続けた結果、魔力欠乏症になってしまう。 ルルディアは最後の仕事として、封魔の儀式の人柱に選ばれる。 それは魔界との門の封印を綻びさせないための、百年に一度の儀式である。 ルルディアは大人しくそれにしたがう。 そうして、死を悟っていたルルディアの前に現れたのは、魔王ヴィオレインだった。 思いのほか優しくて物分かりの良い魔王の側でルルディアは暮らし始める。 ヴィオレインは優しいけれど、魔界の食べ物というのはぐちゃぐちゃドロドロしているし、住み心地はあんまり良くない。 我慢をやめたルルディアは、生活環境を改善することを決意する。 一度死んだような身、せっかく生きることができるのなら、可愛いものに囲まれてみたい。
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