【第三巻完結】誅戮のヘイトレッド 〜化物にされた少女と化物を狩る青年の復讐譚〜
最終更新:2024/5/3
作品紹介
二人の人間を紐で縫い合わせ、一人の化物を生む、非人道的な魔法がある。理性も言葉も忘れて人間を襲う化物は『魔女』と呼ばれていた。研究者が切望し続けているのは、自我を失くした失敗作ではなく、人の心を保った魔女だ。だが成功作と言える魔女は、未だ造られていなかった。 ――魔女の実験体として妹を攫われた主人公、エドウィン。妹を誘拐した仇敵に四肢を貫かれ、魔法を使わなければ歩くことすらできなくなる。日常的に魔法を使うことでその身を削りながらも、彼は魔女を狩り、妹を探し続けていた。 魔女の情報を得て向かった研究施設で、彼は『白い少女』と出会う。 メイと名乗った少女は魔女の実験体にされ『双子の妹の体に魂が宿ってしまった』のだとエドウィンに語った。魔女でありながら言葉を紡ぐメイは、成功作と称される魔女だった。 二人は奪われた妹のために、魔女を生み出した存在へ復讐の刃を向ける。 *2024/5/3 第三巻部分が完結しました。四巻目の連載時期が未定のため、話に一区切りがついた三巻部分でのちほど一旦完結の設定にさせて頂きます。 *GA文庫大賞2次落選作。カクヨムにも掲載しています。
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