夢見る少女に初恋をした　～朝目覚めると家にいたので、手始めに彼女と幸せになろうと思います～

　相模大翔（さがみひろと）は、中学3年生の最後の春休みに初めての恋をした。それは、一目惚れであり彼女に純粋に目が惹かれたものだった。 　逢坂茜音（あいさかあかね）は家庭の事情で両親は海外に行くことになってしまった。茜音は日本でやりたいことがあると母親の友人の家でお世話になることになっていた。 　大翔が初恋をした翌日、朝起きるとリビングには一目惚れで初恋相手となった茜音の姿がそこにはあった。 　初恋相手と一緒に暮らすことになった少年と、夢を追うために日本に残った少女の恋と夢の物語。