勇者がいない人類の魔王軍との戦いの記録(北部王国軍参謀本部戦記)
最終更新:2024/3/21
作品紹介
※物語の設定上、1話500~1000文字程度の短い日記のような形式になっています。 勇者という存在がいない世界。 突如何の前触れもなく魔王と呼ばれる存在が姿を現し、異形の魔物が人類の生活圏への侵攻を始める。勇者という決定打がいないため、烏合の衆でしかなかった北部王国、共和国、教会、南部王国という4陣営は魔王軍との戦いを強いられることになった。 突然の侵攻の前になすすべなく敗退した共和国。共和国にあった教会本部が早々に占領されたため、組織的な対応が全くできなかった教会。 共和国の意図していない時間稼ぎによって抵抗勢力を組織化する時間を得た北部南部両王国。 本記録は、勇者がいない世界で、結果として人類のまとめ役となった北部王国軍参謀本部が、いかにして魔王軍との戦いに対応したかを中心に、関係者の記録や当時の情勢を交えながら作成するものである。
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