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作:束原ミヤコ

空とぶ鯨と喫茶店〜魔力を失い見捨てられた私は、訳あり魔導師の元でのんびりスローライフをはじめました〜

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最終更新:2023/8/16

作品紹介

空を飛ぶ巨大な鯨である空鯨の上にある聖イスフィミア皇国。 皇都の一角にある貧しい家庭で生まれたユエルは、幼い頃に空鯨に魔力を与えることのできる獣操士の力を発言させた。 獣操師の力を持つものは、獣神殿で空鯨と心を通わせ、魔力を空鯨に注ぐ役割を与えられる。 十歳から獣神殿で働き、十八になったユエルは、ある日、獣失と呼ばれる魔力喪失が起こしてしまう。 そしてユエルの獣操師としての役目は唐突に終わった。 役目を無くし、獣失を起こした者は不吉だと人々から差別を受け、家族からも見捨てられて帰る場所もないユエルは、皇都を彷徨い、街外れにある喫茶店にたどり着く。 一人きりで喫茶店を開いている青年シュエは言った。 行く場所がないなら、ここにいていいと。 何かしらの事情を抱えて一人ですんでいる喫茶店の店主であり、魔導師でもあるシュエのもとで暮らすようになったユエルは、やがてシュエに恋をするようになる。 けれどこの感情は隠さなければいけない。命の恩人に恋をして、迷惑をかけたくない──。 訳あり年上魔導師シュエと、魔力を失い行き場をなくしたユエルのゆるゆるスローライフ×ラブストーリーです。

日常女主人公ほのぼの年の差西洋

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