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@オノログ

作:真波潜

史上最高大聖女の君臨〜生まれた時から不遇の少女、聖女となるべく邁進する〜

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最終更新:2023/4/14

作品紹介

ミスティア・レイヴンフットは生まれたその瞬間から孤独だった。母は亡くなり、父には憎まれたせいだ。 その上、物心がつくころには誰からも虐げられ、にも関わらず死ぬことも病になることもない。 ミスティア、という霧のような、あるのかないのか分からないのに厄介、という意味の名前をつけられ、屋敷の敷地の隅、魔物の住む森の一番近くの小屋で寝起きし、使用人たちの下僕として朝から晩まで働いている。とっくに心は死に、意志は潰えていた。 そんなミスティアにも『授かりの日』は訪れる。この世界に住む人間には誰しもに訪れる、12歳で受ける儀式だ。 神の助言と呼ばれる『ステータス』『ジョブ』『スキル』を授かる日。 どんな身分のどんな境遇の子も、かならず神の目が届いて、教会に連れて行かずとも教会から迎えがくる。そう決まっているため、ミスティアも教会に連れていかれた。 そしてミスティアが授かったのは、灰色で他からは見えなくなっている『大聖女』というジョブと複数の今は使えないスキルだった。 いずれこの世の大聖女として君臨する一人の少女は、神の助言をきっかけに、広い世界で心と自由を取り戻す。 ※タイトルに副題をつけました(04/04)

R15残酷な描写あり女主人公西洋

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