誰だって、未来が選べるなら好きなように選ぶよね?
最終更新:2024/2/5
作品紹介
時は西暦36年5月。 古代ローマ帝国ティベリウス帝時代。 次期皇帝の息子ルキウスは、ローマ随一の巫女プリューラに毒殺されました。 その直後にプリューラは護衛兵によって即座に命を絶たれます。 2人は幼い頃から両想いであったはずなのに。なぜ殺さなければならなかったのか。なぜ、死ななければなるなかったのか。 無念のうちに亡くなったプリューラは自覚します。 そうか、これはわたしの物語。 全力で偉くなって、 全力で恋をして、 全力であの人を守る。 あの未来を、全力で回避する! そんなヒロインになるわたしの物語なんだ! と。 プリューラとルキウスのやり直しストーリーです。 死んだ経緯は同タイトル短編を。 5歳まで巻き戻ったプリューラは、ローマ近くの漁師町の子。 父はローマ市民ではあるけれど、海辺で漁をしています。 そんな父と6人の兄の8人暮らし。 ある日、村で1番美しい景色が見られる丘で眠る母のお墓へ供える花を摘みにいくと、ローマでは珍しい、美しい金の髪をした男の子と出会います。 まだ幼いながらも、お互いに惹かれ合います。 それが『恋』だと気付ずに。 幼女が主役のため、ひらがな多用してます。 ※現在両想いでほのぼの進行中
評価・レビュー
まだレビューはありません。