冴えない彼に許された、たったひとつの冴えたやり方
最終更新:2023/7/22
作品紹介
ベイズは孤児だった。 円環都市サイオンにて何とか魔術使として、町に開いたダンジョンで他の冒険者の後について稼ぎを得ていた。 彼に家族は多い。 それは、ダンジョンの発生時に巻き込まれた教会の孤児仲間だ。 ダンジョンに飲み込まれた友達がいる。 見切りをつけ町を離れた友達もいる。 そして、生きるのが難しい小さい子がいる。 ベイズは壁際のあばら家で5人の仲間と暮らしている。 生活費はカツカツだが、何とか日々を送る彼だが、 ある時同行した冒険者とはぐれ、ダンジョンで孤立する。 絶体絶命のその時、彼は突如「前世」を自覚する。 ただ一つの言葉を頼りに、彼の飛躍はここに始まる。 『最小限度』の転生物語が幕を開ける。 ――― 設定だけあったので、ちょっと簡単に吐き出せる程度のところまで公開します。 続けるかどうかは状況次第です。 とりあえず「カクヨム」「小説家になろう」に掲載。 追記:ちょっと書いてて自分でもぶれそうになるので狙いを一言。 ファンタジーで悪者にされがちな宗教、ですが、信心深い主人公がちゃんと活躍して幸せになる、そういう物語を目指しています。
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