いつか終わる世界に 旧題[限界・モンク 武具をもつ]
最終更新:2024/5/1
作品紹介
荒れ果て、瘴気漂う魔境。魔界。 地上界では門という空間の歪みが発生し、魔物の侵攻が起こるようになって、どれほどの年月が流れただろうか。 魔物は強い。だが瘴気のない場所だと一定期間で弱体化する特性もあり、厳しいながらも十分に対処できてきた。 神の介入もあり、人間同士の争いもずいぶん減った。 前回の侵攻が終わり、傷ついた町や村の復興が終わった頃。 ダンジョン。 それは国同士の争いを少しでも減らすための資源。それは魔物との戦いを忘れさせないための鍛錬。 探検者は兵士とは違う。だが彼らもまた、魔界から日常を守るための国家戦力だった。 大陸の三強が一つ。教国が誇る光の騎士団。 聖者は限界を感じ、法衣を脱ぎ鎧をまとい、剣と盾を得物とする。 弱くはなったが心は強くありたいと、探検者として新たな日々を送っていた。 この町で、彼は確かに生きていく。 R4.3.14 中級ダンジョン編投稿開始しました。
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