ユニークスキル【暴食】のせいで馬鹿にされていたけど、食べられるのが食糧だけではないと気付いてしまった。~どんな最強スキルも、なくなってしまえば無価値です~
最終更新:2023/9/22
作品紹介
誰もが生まれながらに、ユニークスキルを授かる世界。 リューク・アルビレオスは【暴食】のスキルによる無際限な食欲により、幼少期からずっと肥満体型であることを馬鹿にされ続けてきた。王都立学園に通いながらも、毎日のように優秀なスキルを持つ同級生のパシリをさせられる。 自身のスキルに戦闘能力がないと思い込んでいた彼は、半分諦めていた。 「え……? これって……」 だが、ふとした拍子に彼は気付く。 自身のユニークスキル【暴食】が喰らうことが可能なのは、スキルにも及ぶことを。相手のスキルを血肉に変えて、己のものとする。それによって【燃焼】と【抑制】を手に入れたリュークは、あることを決意した。 「そうだ。……ダイエットしよう」――と。 二年の肉体改造の日々を経て、少年は見違える姿となっていた。 そう、筋肉は最高。筋肉は至高。 筋肉はすべてを解決するのだ。
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