勇者召喚は間違いでした？〜宮廷を追い出された俺は異世界ライフを満喫する〜

【短めのあらすじ】かつて異世界召喚された勇者が魔王討伐を果たし、英雄として歴史に名を刻まれた国があった。その国では後世に渡って勇者の偉業を忘れないようにと伝統行事として勇者召喚を模した儀式が定期的に行われていた。――これは儀式を行っていたところ、誤って本当に召喚されてしまった男の物語です。 【長めのあらすじ】高校の入学式を来月に控えた村井直人は春休みを過ごしていた。家の掃除に明け暮れる中、一冊の本を見つけて手に取ると異世界へ勇者召喚されることに。一時は召喚先で贅を尽くした歓迎を受けたり辺境の地に置いていかれたりしたけれど元の世界に戻る手段を発見。異世界を行き来できるようになり平日は高校へ通いつつ週末を異世界で過ごす二拠点生活へ。異世界に行くたび、ある時は可愛がっていた子犬が急成長する姿を喜び、またある時は小屋一つしかなかった辺境の地に一大集落が形成されていく様を目の当たりにする。偶然にして異世界との繋がりを得た男はスキルと経験値を共有する能力によって成長し、仲間と共に異世界を満喫していくことに……。