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作:藤倉楠之

うなぎの祝言

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最終更新:2023/10/26

作品紹介

藩医の跡取り・高階清順(せいじゅん)と、薬種問屋の娘・お宇乃(うの)はまもなく祝言を控えていた。ところが新郎新婦の父親同士が打合せを行う屋敷に突然現れたのは、薄汚れた旅姿の若い娘・七重。清順の子を身ごもっていると泣き崩れる娘に顔面蒼白になりながらも、新郎となるはずの清順は、父親に、お宇乃との縁談を破棄して七重と添いたいと訴える。かたや、新婦となるはずのお宇乃は、座敷に引きこもってろくに家族とも話さず、挙句、目を病みかかっていた。八方ふさがりの苦境に、新婦の父である平松屋与兵衛と、清順とお宇乃の幼なじみで、平松屋の手代・耕太郎は、起死回生の一計を案じる――。 江戸時代のとある藩の城下町を舞台にした物語。 「秋の歴史2023」(テーマ:食事)企画参加作品です。 初稿書き上げ済み、定期更新を予定しています。 一話2000~3500字程度、全12話予定。企画最終日の10月26日に2話一挙掲載で完結する予定です。

日常時代小説幼なじみヒューマンドラマ

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