君を君たらしめる手作りの魔法
最終更新:2024/5/15
作品紹介
「君に仕事を頼みたい。次の定期発表会で、俺の衣装を仕立ててくれない?」 王都の端っこ、とある仕立て屋で住み込みアルバイトをしながら仕立て屋を目指す萌稀(もえぎ)は舞台芸術オタク。 ある日、師匠に連れられて「王立魔法学術院」の芸術クラスによる定期発表に訪れた。その発表の最後、色素の薄い金髪の少年が、手回しオルガンを奏でながら歌った歌にかつてないほどの衝撃を受ける。 その後、師匠の伝手により楽屋で出会った三人の学生に誘われ、舞台衣装を作らせてもらうことに。 舞台芸術をこよなく愛し、舞台衣装もこよなく愛するワケあり主人公が、とんでもない表現力で歌を聴かせる高貴な三人組に出会い、時に師匠に扱かれたり、時に魔法に苦しめられたり、時に恋をしながらも現実から目を背けたりしつつ、自分の存在意義をかけて仲間と創作していく話。 悪役でもないし転生も転移もしないけど辛うじて令嬢ものと言えなくもない。 (一部コメディ強め、二部からが大体本編、徐々に恋愛要素が増えるのかもしれない) ※「登場人物」ページは名前確認用
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