【第1章完結】悪役令嬢、追放された聖女etcが徒党を組んで世界を滅ぼしちゃったのですが、やりすぎたので最初からやり直します! ※ただし、「私達が」とは言っていない。
最終更新:2024/3/3
作品紹介
【短いあらすじ】病弱なことを理由に婚約破棄された女の子が自分の娘を名乗る女の子と出会って、なんやかんやあって世界を滅ぼすはずだった魔王を斃すまでのお話。 【長めのあらすじ】王国第一王子の婚約者であるリコッタは生まれながらにして病弱で、ベッドからほとんど出られない生活を送っていた。婚約相手とも殆ど顔を合わせたことがない彼女にとって唯一心を許せる相手、それは献身的に看病してくれる妹のアノンだった。そんなアノンに対してリコッタの心の中に、姉ならば決して抱いてはいけないはずの感情が芽生える。 しかし、久しぶりに参加した王城でのパーティーで、リコッタはこれまで信じてたアノンに裏切られて王子から婚約破棄され、婚約相手も信じていた相手も何もかも失ってしまう。そんな失意のリコッタの前に現れたのは――。 「ママ、だよね。こんなに早く会えると思ってなかったけど……どうやらあたし、すっごくついてるみたいだね!」 「えっ? わたしがママ?」 信じていた片思い相手に裏切られたバツイチ令嬢と、彼女の前に現れた「魔王に滅ぼされた終末世界からやってきた」リコッタの娘・レイナ。そんな2人の出会いから、25年後には魔王によって滅ぼされるはずだった世界の運命が大きく狂いだす。 これは、魔王軍によって滅ぼされるはずだった世界のifの物語。 そして、婚約破棄されて片思い相手の妹に裏切られて全てを喪った少女と、終末世界に生まれて何も持っていなかった少女が、護りたいものを見つけるまでの物語。 ―――――――――――って、ここまでのあらすじで聖女要素どこにもなくない?
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