気配の薄い私だけが取り残されまして 〜聖女様と転移したけどチートもなければ喋れません〜
最終更新:2024/3/1
作品紹介
私、橘花蓮。花も恥じらう十五歳! 突然だけどここは異世界!! どうやら私、こっちの人に攫さらわれて来ちゃったみたいなの、きゃるん☆ …っじゃねーわ!! 公立高校新入生の春、文芸部に入ったら一つ上に部活の姫がいた。 私は運悪くその先輩を攫う現場に出くわして、一緒にひっついてきたら異世界に転移してしまったってわけ。 だぜ! のユーザーだった私は「キタコレ!」だったんだけど、ゲームなのか漫画なのか小説なのか一体何の中に転移したのかも分からない。 チートも言語もないだなんて神はいない! な状態で、すがれるものが神官様だけだし言葉がわからないから、ゲームのスチルがあっても漫画の見開きシーンがあっても小説の山場があってもわたしにはわかんないよぉ、ぴえん。 と、悔しくてハンカチ噛んでたら、聖女な先輩は勇者じゃなく護衛騎士を連れて地球へ帰ってしまわれた! え、ちょ、待てよ!! これは、気配の薄い私が置いてかれてからのオマケのストーリー。 え、うっすいけど私も聖女って? 魔王いないよ?!?!
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