空想のリベリオン
最終更新:2024/4/23
作品紹介
永遠に桜が咲き続ける島、星華島。 魔法の桜は異世界からの《侵略者》に狙われ、子供たちの奮闘によって島は守られていた。 未来を識る【予言】の少女、四ノ月桜花は追い詰められていた。 新たな【予言】 それは滅びの未来。 誰も敵わぬ圧倒的な帝王の襲来によって、誰も彼もが殺されてしまう未来。 滅びを回避する為桜花が取った選択は、異なる《侵略者》に救援を求めることだった。 ―――旅人、炎宮春秋。 宛てのない旅を続ける少年は、運命に導かれるように星華島を訪れた。 桜花と契約を交わした春秋は、因縁ある帝王との戦いに身を投じていく。 七の帝王との死闘を続ける中で、春秋と桜花は少しずつ心を通わせていく。 乾いた心が、満たされていく。 孤独が消えていく。暖かさが広がっていく。 一人の世界に、もう一人。 「もしかしたら、ここが旅の終着点かもな」 「私が、春秋さんの帰る場所になりたいです」 少年少女しかいない星華島を舞台に、世界の命運を賭けた戦いが始まる。 これは英雄が黄金へ至る物語。 ――――そして春秋は、自身に秘められた呪いに辿り着く。
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