飼い猫と共に異世界転移した俺の役割はサンドバッグでした 〜勇者パーティ最弱と罵られた男は過酷なイジメによるパーティ追放後最強となる〜
最終更新:2024/5/30
作品紹介
※胸糞な展開は7話で終わります。 小さい頃両親の借金のカタにされ、ヤクザに拾われた主人公はそのヤクザが務める工事現場で働く16歳の少年|砂藤 武尊《サトウ タケル》。 そんな彼はある日謎の人物の襲撃により飼い猫の《ヨル》と共に死んでしまう。 彼が目覚めた先に現れた女神は見るからにヤル気が無さそうな対応で飼い猫と共に武尊を異世界へと転移をさせるが、その時に与えられたモノは"健康"と"丈夫な身体"という如何にも適当な能力を授けられだった。 そして魔法すら使えない状態のまま転移させられてしまう。 転移先の世界では魔王率いる強靭な魔族が人間を支配しており、魔王軍から人間を守る勇者のパーティは人類の希望と称えられる程強大な存在であった。 そして異世界から召喚されたものはそのメンバーになる事が掟とされ、タケルは無理やりメンバーに加入されてしまう。 そんな中弱そうな才能しかない上、使い方もよく分からないまま常にサンドバッグ状態のタケルは勇者達から様々な嫌がらせや暴力を受ける。 1人ボロボロの健に唯一味方をしてくれていたパーティメンバーの1人と恋仲になるがそれも束の間、勇者からは遂にパーティから追放を宣言される。 文字通り帰る場所も無くこの世界に絶望しパーティを抜けるが勇者達からトドメとして壮絶な攻撃を喰らいすっ飛ばされ、飛ばされた先にも絶望が待っており意識を失う。 だが再び意識を取り戻し身体を確認すると何故か無傷のままだった。 そして現れた山賊に襲われそうになったタケルは半ば八つ当たりの気持ちで拳を握りしめて空を切った瞬間自身の本当の力を思い知るのだった━━。 勇者パーティのサンドバッグだった異世界転移者が”健康”で”丈夫な身体”だけを武器に襲いくる強力な魔物達を次々と倒し、国民からの信頼を得ながら勇者や魔物など自分を痛めつけた者たち全員への復讐を目標に異世界で活躍していく痛快復讐物語。
評価・レビュー
まだレビューはありません。