毒素擬人化小説《ウミヘビのスープ》 〜十の賢者と百の猛毒が、寄生菌バイオハザード鎮圧を目指すSFファンタジー活劇〜 ……これは万能薬に至るまでの、長い道のりを記した物語である
最終更新:2024/6/29
作品紹介
西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』に蝕まれていた。 感染した者は異形となり凶暴化し、生物災害【バイオハザード】を各地で引き起こす。 災害を鎮める切り札は毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。 ニコチンやタリウム、塩素など、一人につき一つの毒素を持つその《ウミヘビ》を管理する研究所に、奇縁によって入所する事になった医師モーズ。 彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り寄生菌の特効薬を探究することになる。 これはモーズが、万能薬『テリアカ』を作るまでの物語である。 ……そして個性豊か過ぎるウミヘビと、同僚となる癖の強いクスシに振り回される物語でもある。 喫煙とタバコを食べる場面があるんでr-15に変えました。 ※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります ※研究所に所属している職員《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます ※この小説は国家資格である『毒劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。 参考文献 松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集 船山信次 史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり 齋藤勝裕 毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで 鈴木勉 毒と薬 (大人のための図鑑) 特別展「毒」 公式図録 ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科 その他広辞苑、Wikipediaなど
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