最後のプレゼント、それが全ての始まりだった。
最終更新:2016/8/7
作品紹介
リルフィードは末端の弱小貴族。 そんな彼にも婚約者なるものが存在する。 お祖父様がこさえた借金を完済する!と意気込んだ親父が友人から融資を受けたのが8年前。同じ末端貴族でも羽振りがいいその友人の娘ユリアンナに気に入られて婚約者になったわけだ。地味に借金のカタだ。 どこで調達してくるものやら、ユリアンナは毎年びっくりするような誕生日プレゼントを用意する。今年は珍しく「何がいいか」 と聞いてくるから、素直に希望を言ったら大変な事になった。 16歳、成人の誕生日にリルフィードが婚約者から貰ったプレゼントと、そこから明かされる真実とは。 毎回、視点切り替えです。 話の始まりは若干鬱展開ですが、ヒロインはかなり元気な娘です。大丈夫な方は読んでみて下さい。
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