トンネルを抜けると……転生してしまいました。
最終更新:2021/10/24
作品紹介
久しぶりに帰った実家で、コンバインを使い稲を刈る俺が居た。 「慧、あの人ももういい歳だから、あなたがたまに帰ってくると喜ぶのよ」 老齢の女性が声をかけていた。 「俺も母さんに呼ばれて仕方なく帰ってきたんだがなぁ」 老齢の女性……つまり俺の母親は慧の休暇周期をどこからか知っており、ピンポイントで電話をかけて用事を押し付ける。 まあ、俺も彼女が居る訳でもなく、暇なときはパチンコに行く程度だったので、体を動かすついでと付き合っているのだ。 「いいじゃない?父さん嬉しそうにしてるだろ」 「俺にはわからんよ、タバコを吸って俺を厳しく見てるオヤジの事なんて……」 稲刈りを終え、少し遠い会社の寮まで高速を使い帰る途中。 「えっ、何でだ? トンネルの照明がついていないなんて聞いたことが無い!」 訳もわからず急ブレーキを踏み、ABSが効く音がすると何かに当たり、そのまま体だけがどこかに落ちていくように感じた。 そして気が付くと、見たことのない天井が見える。 そこには金髪碧眼のドレスを着た一人の女性。 昭和を体験したオッサンが転生して成り上る予定です。 まあ、気が向いたら読んでみてください。 更新は不定期です。 やる気次第。 申し訳ありません。
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