うどんの国で暮らす僕は、隣国の電脳娯楽都市へと亡命したい
最終更新:2020/3/13
作品紹介
ジパングクライシスという出来事によって、47都道府県がそれぞれ独立した国となった日本。 そんな日本のシコク島にある、とある国に住む少年の物語―― いつからこうなっていたのかは分からない。 だけど、この国は機械や電子の文明に頼らない、うどん と うどん技術文明だけを信奉する国になっていた。 少なくとも、僕が生まれた時から、ずっと―― 誰もが機械や電子の文明に嫌悪し忌避する閉鎖された土地。 それが、僕……ヨモヒコ・トチノが生まれてから15年間を過ごしている国――カガワだった。 そんな国に住んでいるからこそ、隣国の――電脳娯楽都市トクシマに僕は憧れている。 これは、そんな僕が、トクシマへと亡命しようと決意する物語だ。
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