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@オノログ
作:街の修理屋
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最終更新:2020/9/29
石嶋ユウ様の自主企画「フィフコン」参加作品です。5.000文字たらずの掌編ですのですぐに読めると思います。これからの季節に向けて書いてみました。
自分を捨てた母親の葬儀に参列した‘俺’は、その帰りで仔犬と出会う。そして、彼は自らの幼き日に母と食べたオムライスのことを思い出して…… 仔犬、オムライス、葬儀などを通して過去を振り返る主人公の男の描写がとても良かった。男は捨てられた冬の日のことを忘れられないからこそ、ラストで自分を捨てた母からの遺書を開けないという選択を取ったのだろうなと思った。 素敵な一作でした。
石嶋ユウ
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