都会に行くと言ったら幼馴染と転校生から迫られるようになりました～俺は東京に行くから誰とも付き合うつもりは無いってのに！～

田舎はクソだ。 伊吹蒼が住んでいるのは田舎だ。それも生半可な田舎じゃない。ド田舎もド田舎。近くの町まで車で1時間はかかるような陸の孤島に住んでいる。しかもその村に住んでいる若者は蒼と幼馴染の2人だけ。だが、そんな田舎に転校生がやって来た時、全てが動き始める！「わ、私と友達になってください！」「いいよ」「やっぱりダメですよね……。え、良いんですか！？」びっくりするくらい自己評価が低い紅沢千春がやってきたのだ。そんな転校生と幼馴染に囲まれながら、蒼は宣言した。「俺は東京に行く」と。だが、「な、なんで……！　ずっと一緒に居るって言ったじゃない！」「は、はじめてできた友達なんです……！」何故かその宣言以降、急に女の子たちから迫られるようになった。 これは田舎から出ようとする彼と、それを引き止めようとする彼女たちのドタバタラブコメ！ 【カクヨムで先行公開しております】