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作:獅子師詩史

感染者のことは

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最終更新:2018/5/28

作品紹介

感染者、それは政府により悪と定められた者たちのことだ。 彼、彼女たちは原因不明のウィルス『V.A.L.V』に侵され、人間でありながら人間でなくなった者たちである。 特徴として、感染者は皆、特異な能力――――――――文字というものに目覚めると言われている。 当初は新人類とも言われていた者たちであったが、政府側は危険因子と定め、感染者を問答無用で捕縛、及び殺害を行った。 プロパガンダも同時に行われ、世間の認識は感染者=悪となり、迫害活動は頻繁に行われるようになっていった。 それに反抗し、政府側を敵と認識した感染者集団、通称『神人の家』は誕生する。 彼らは人間を敵と認識し、殺戮の限りを尽くす集団だ。 そんな神人の家を敵と認識しつつも、感染者と人間の仲裁を目論む集団もまた、生まれた。 感染者のことは人間だと思うな。 感染者のことは殺しても構わない。 感染者のことは獰猛な獣だと思え。 そのような考えが浸透した世界。 人間と感染者の戦いが幕を開ける。

R15残酷な描写ありシリアス異能力バトルダークヒーロー

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