10年間身体を乗っ取られ悪女になっていた私に、二度と顔を見せるなと婚約破棄してきた騎士様が今日も縋ってくる
最終更新:2023/5/9
作品紹介
【講談社Kラノベブックスfさまから書籍1巻、コミックス2巻が発売中です】 伯爵令嬢だったセイディは、10年間身体を乗っ取られている間に、とんでもない悪女として名を馳せていた。 ようやく元の身体に戻ったところ、次期侯爵であり騎士団長となったルーファスに婚約破棄をされている真っ最中だった。「身体を乗っ取られていた」と言ったところで誰も信じてはくれず、酷い目に遭わされてしまう始末。 そんな中セイディは、同じく身体を奪われていた友人達、そして自身の身体を奪った犯人を探し始める。 「……俺は本当に、セイディが好きだったんだ」 一方、彼女に婚約破棄を突き付けたルーファスは、内心では彼女への初恋を諦めきれずにいた。そんな中、セイディの変化に少しずつ気が付き、再び惹かれていく。 けれど彼に想いを寄せる令嬢による嘘や、自身の立場により冷たい態度を取り続けてしまい、人知れず落ち込むルーファス。 そんなすれ違う二人が、遠回りをしながらゆっくりと近づいていくお話です。 ※タイトル回収は結構先になるかと思います。
評価・レビュー
まだレビューはありません。