リアと『図書室の白い猫』~拾った猫は生意気だった~
最終更新:2020/7/7
作品紹介
リアはお城で働く18才の掃除娘。担当は図書室である。 毎日、図書室掃除と司書カウフマンのアシスタント業務を頑張っている。 この図書室の一角に猫の絵が掛けられていて、それはリアのお気に入り。 仕事の合間に、“猫ちゃん”と呼んで、眺めていた。 そんなある日、老朽化著しい図書室が閉鎖となり、新図書室へ引っ越しすることになる。 引っ越しの大掃除で、リアのお気に入りの“猫ちゃん”の絵が処分されることになり…… 二百年前に絵画に閉じ込められたお城の魔法使いと二百年後にそのお城で働く掃除娘の、曰く付きの指輪をめぐるお話です。
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