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作:あめ

誰が為の黄昏

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最終更新:2022/6/15

作品紹介

そこに居るのは誰なのか。 目を凝らしても顔が分からない、手を伸ばそうとすると掻き消える。逢魔が時とはそういう時間のことを言う。 現代、ひっそりと、だが確かに〈黄昏〉という組織は存在する。そこに存在するのは、今を駆ける死に損ない達。 ある者は死に場所を求めて、ある者はただ生を謳歌するべく、ただそこに生きている。 とある三人の少年少女達はそんな組織に所属していた。 逢魔が時に蝶が舞えば、そこはもう彼らの世界。 月を見上げて、空に乞い、星を恨んでも逃げられない。地平線に消えゆく太陽を追いかけたって、何も変わらない。 暁闇の訪れを待つ時間なんてない。 これはひとつのお伽話。 黄昏時に生きる死に損ないの物語だ。 ※『セシャトのWeb小説文庫』(https://ncode.syosetu.com/n0469em/)の8月紹介作品でした。そちらも合わせて見て頂けるとより楽しんで貰えます。 ※沢山レビューや感想を頂いております。ぜひご覧下さい。 ■改稿状況◆ 全部分改稿完了(2020.9.25) ※閑話は改稿していません

R15残酷な描写ありダーク現代日本御伽話

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