白の王女、愛される
最終更新:2015/8/15
作品紹介
マジェリスタ王国には、呪われた白の王女がいる。 色が抜け落ちた様な白髪に、同色の瞳。肌も透ける程に白く、体内に仄かに宿る魔力さえ、白い光属性である。 白に愛され、白に蝕まれ、白に呪われた王女。 正妃の忘れ形見であり、マジェリスタ王国建国時から続き保たれてきた、マジェリスタ王家。その直系の存亡を賭けた、最後の直系の血を引く未来の王妃。 その名を、セレスティア・マジェリスタ。 彼女は不気味な程に、神々しく美しく可憐であった。 この物語は、とある乙女ゲームのバッドエンドしかない悪役に転生してしまった、ネガティブ思考な思い込みが激しく正義感があり、自由奔放で天然気質で諦めの悪い、お馬鹿なところ以外はハイスペックな主人公と、その亡き母である正妃を中心に、周囲が救われたり思い悩まされたり協力し合ったり、と画策し合いながらも全力で二人を守り続ける、幸せにたどり着けるか不明の、とある王家の王族一家の日常である。 主人公視点は基本、シリアスです。 他はたまにシリアス。基本は、呆れと愚痴の雑談会になると思います。 至らぬ点も多いと思いますが、頑張らせて頂きますので、よろしくお願いします
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