白い龍と黒い龍の育成日誌
最終更新:2013/9/9
作品紹介
私は高校3年生。受験生です。夜中に電子レンジを使ったんだけど。煙がすごくて、焦げてた。 で。『キャー』と小さな可愛い声。煙の中から、小さなヒモみたいなのが、くるくる空中を前周りしてるみたいに転がりながら飛び出してきたんだ。 それから、焦げた部分からも、1匹這い出てきたの。咳き込んで、なんかヨロヨロしてた。大丈夫か。 というわけで。白い煙から白い龍が、黒く焦げた物体から黒い龍が生まれたよ。なんでかな。 2匹とも手のひらサイズの東洋龍。 漢字の格好良い名前をつけようと思ったら、白い龍に『ケッ』とか反抗されて、名前は「シロ」と「クロ」になりました。 これは、突然2匹の龍のおかーさんになった女子高校生たちの、不思議が混じる日々の記録。
評価・レビュー
まだレビューはありません。