ないがしろにされた令嬢は、不幸の元凶を排除することにした
最終更新:2021/1/20
作品紹介
イザベラ・マクレガーは公爵家の令嬢だ。 5歳の時に、この国の第1王子のジュリアスと婚約。 「貴族は国のため、民のために尽くすもの」という教えを胸に、厳しい妃教育にも耐え、立派な王妃になるべく努力を重ねてきた。 しかし、王立学園入学後。 ジュリアスは男爵令嬢マリアに入れ込み、イザベラをないがしろにするようになる。 イザベラは嘆いた。 「一体わたくしの何が悪いというの?」 そして、気が付いた。 「……ん? 待って。わたくし、何も悪くないわよね?」 じゃあ、悪いのは……? この話は、婚約者にないがしろにされた令嬢が、国と民のために不幸の元凶を排除する話である。
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