天使の血管
最終更新:2016/4/9
作品紹介
※1から書き直し(新規再構成)中でこちらを更新する予定がないため、完結という扱いにしております。 どうして、理解できなかったのだろう。 確かにあの時、家族だったはずなのに。 前触れも法則もなく現れる幼子。彼らは、出現した場所にいた相手の一人を《親》とし、非常に強い影響を受ける。人格が完成する頃、己の性質を反映した異能をひとつだけ発現する、不思議な存在。 彼らは突如天から降りてきたように現れるため《天使》と呼ばれていた。 いじめによる事故で《親》が死亡した少年。親はいじめグループを許す内容の遺書を残す。異能が原因で《親》が死亡した元ニート青年。親は幸せに死んだ。 《親》であった人間が理解できない彼らは、鬱屈した思いを抱きながら前へ進もうとする。進むとはなんなのかすら、わからないままま。 (改稿したものを新しく書き始めました→還:天使の血管)
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