例え世界を敵に回しても復讐を果たす
最終更新:2024/3/26
作品紹介
俺【ローク】は三人の姉妹と暖かい両親と村の人に囲まれて貧乏ながら幸せな生活を送っていた。 このまま生活が続くと思ったら、【スキル】を決める村の儀式が行われた。 何も知らない俺と三姉妹は儀式を受ける事となる。そこで、発覚したのは俺のスキルが最弱だったという絶望の事実。 一方で三姉妹はそれぞれが強力なスキルを授かり、村中が歓喜の渦に包まれる。それでも、俺と三姉妹はずっと一緒になると約束をして誓った。 ただ、段々と俺達の距離感は遠くなっていき、さらなる追い打ちをかける出来事がやってくる。 王国から噂を嗅ぎつけてやってきた勇者【トウヤ】という王国の跡継ぎが現れる。トウヤは三姉妹の美貌とスキルを見るなり、王国に招聘したいと言ってくる。 突然のことに全員は反対して、俺は勇者と勝負を挑むことになる。勝てばこの話もなくなると思っていた。 だが、勇者の力には敵わず俺は全員の前でボコボコにされてしまう。そして、俺が気絶して三姉妹と別れてそこから二年という時間が流れる。 そこで知らされる衝撃の事実、変わり果てる三姉妹、両親、村の人達。優しかった人達はもうそこにはいなくなっていた。最後には村を追い出され、完全に一人となってしまった。 放心状態の俺だったが、憎悪と復讐心が重なり弱かったスキルが徐々に覚醒していく。 これは、世界から選ばれた勇者と三姉妹。そして、世界を敵に回した復讐の物語が始まる。
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