乙女ゲームの世界だけど、悪役令嬢はいないのでヒロインもいない
最終更新:2021/6/29
作品紹介
そこは、よくある乙女ゲームの世界。 乙女ゲームの中の悪役令嬢、マリー・ウィンストン公爵令嬢は、非常に我儘で傲慢な人物として描かれていた。 薄幸の王子様に一目惚れすれば、金と権力にものを言わせて無理矢理婚約を取り付る。珍しい光魔法の力を持っているヒロインが義妹として公爵家にやって来れば、平民だからと甚振る。 そんな性格のマリーが自分の婚約者とヒロインが惹かれ合っていると聞けば当然、我慢などできるはずもなく。ついにはヒロインの命をも狙い始め、卒業パーティーで婚約破棄され、断罪されるのだが…… そんなシナリオがあるとは露知らず、主人公は悪役令嬢のマリー・ウィンストンに転生する。ゲームとは違い、無気力で面倒臭がりな性格の主人公は、知らず知らずのうちに破滅フラグをへし折っていた。その結果── *この作品はアルファポリス様でも掲載しています。 *一章はシリアス多め、二章はコメディ多め(予定)
評価・レビュー
まだレビューはありません。