夜の扉を開く鍵
最終更新:2016/9/4
作品紹介
夜の市場。それは、いつかの時代のどこかの国、どこでもあってどこでもない場所。あらゆる人に会える場所。あらゆるものが手に入る場所。 それは誰にでも開かれている――夜の扉を開く鍵さえ持っていれば。 おばあ様のお屋敷に預けられた女の子、パット。 ほとんど会ったことのないおばあ様も、豪華だけれど静かすぎるお屋敷も、なんだか怖くて落ち着かない。 気の重い一夜になると思っていたけど――不思議な鍵が開いた扉の先には、見たこともない景色が広がっていた。
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