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作:イツロウ

黄昏のヴァイキャリアス

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最終更新:2016/3/15

作品紹介

 近いようで遠い未来  絶対的な力を持つ平和主義者『セブン』の登場により、戦争はなくなった。  戦死者はゼロになり、各国の軍事費も大幅に削減され、平和な世界が訪れたかに思えた。が、強制的に生み出された平和では根本的な争いはなくならなかった。  各国は戦争の代替手段として巨大なロボットVF(ヴァイキャリアス・フレーム)同士を決闘させるVFB(VFバトル)を採用する。  VFBはもともと格闘スポーツとして有名だったこともあり、この案が浸透するまでそう時間はかからなかった。  戦争は代替戦争と名前を変え、戦争に勝るとも劣らない外交手段としてその機能を果たすようになった。  ……代替戦争の開始から10年  15歳の少女『更木 葉瑠(さらぎ はる)』はVFエンジニアになることを夢見て『スラセラート国際学園』に入学する……はずが、ひょんなことからVFパイロットとして入学させられてしまう。  内気で人見知り、操縦経験ゼロ、エンジニアの知識しか持っていない彼女は、果たしてパイロットとして上手くやっていけるのだろうか。  ※この作品は『ヴァイキャリアス』シリーズ第三部目です。  設定や時系列は繋がっていますが、それぞれ独立したキャラクターによって物語が展開されていきます。

SFロボットスポーツメカヴァイキャリアス

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