とあるシナリオライターの野望
最終更新:2017/7/6
作品紹介
ぺーぺーのシナリオライター、鈴木一子は限界を迎えようとしていた。 寝ても覚めても付きまとう締切の二文字に頭のネジが飛ぶ寸前だった。 たまたま筆が乗った乙女ゲームのファンディスクと番外編の二作が思いの外評判がよく、同シリーズの十五周年記念作品のメインシナリオを任されたのだ。 売り上げ次第で針の筵になるメインシナリオライターなんてなりたくない! 本家さんに書いてもらったらいいじゃん! そうだ、悲劇ものを書いてメインシナリオを本家さんに押し付けよう! そのとき一子の頭のネジが吹っ飛んだ。
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