仮面使いは異世界で暗躍する ―正体を隠して【一般人】と【ダークヒーロー】と【英雄冒険者】の三重生活―
最終更新:2019/8/26
作品紹介
異世界で目覚めた加納源治は、仮面をつけることで様々な力を得ることができる能力を手にする。それは剣士、暗殺者、魔法士のような職業の力だけでなく、英雄や神の力までも得ることができる能力だった。 異世界イシュヴァ―スでは、過去にダークエルフが起こした反乱のために、無実のエルフまでも虐げられていた。 エルフの少女エルダに助けられたことで、エルフ達が理不尽な環境で生きていると知ったゲンジは、エルフと人間が共存できる世界にするために行動を開始する。 ただの一般人として『ゲンジ』は酒場で働く。 しかし裏では『絶黒のフェイサー』として、エルフ達を助けるために反エルフ組織【フレイム】と敵対し、ダークヒーローとして暗躍する。 さらにもう一つの姿『赫剣のカルノ』として冒険者稼業を営み、英雄としての道をも歩み始める。それは地位と名誉を得て権力を握った上での政治介入を目論んでのことだった。 すべては国や世界を変えるため、エルダを、そしてエルフ達を助けるために。 正体は誰にも明かせない。唯一の相棒である妖精の『ユピィ』と共に、ゲンジは世界そのものへと挑む。孤独な戦いが今、始まる。
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