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作:百門一新

俺の名前を呼んでくれたのは、君くらいなものだった

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最終更新:2018/9/16

作品紹介

中年小説家である柳生のもとに、返事も出していないのにずっと送られ続けている手紙。送り主は10年前に離婚した元妻と娘からで……だが、8年前に2人は他界していた。 /あんなにも文学作品を書き続けていたのに、熱が冷めてしまったかのようにぱたりと新作を執筆できないままでいる柳生は――

家族小説家編集者中年主人公

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