白百合姫の恋物語~居候令嬢は王太子の側近と駆け落ちします~
最終更新:2023/5/23
作品紹介
エリザベス=ベアトリス=スペンサー、18歳。 国の英傑「エドガー=スペンサー」の孫娘である彼女は、伯父のキースに代替わりしたばかりの邸で、肩身の狭い思いをして暮らしていた。 そんな彼女の出自は少々特殊で、王家の血を引いていながら秘されている状態。そして、真実を知っているのは祖父とエルガー公爵、それからほんのひと握りの従業員のみ。 しかし、そうとは知らない伯父夫婦が、二回り近く年上のグレイ侯爵とのお見合いをセッティング。意に染まぬ話しながら、相手は格上の侯爵、お見合いだけは済ませて「後はお断りを」と思ったところで意外な訪問者が現れて・・・・・・。 「このまま安全な王城に向かいましょう?」 「謹んでお断り申し上げます。」 「何故ですッ?! 姉上ッ!!」 その後もすったもんだあって、男爵家の居候令嬢のレッテルをはられている身なのに、暴走系王太子の尻拭い役、エルガー公爵家の次男ギルバートと祖父・両親公認の駆け落ちすることに。 巻き込まれて、流されて、それでも徐々に恋に落ちていく。 そんな異色のラブストーリー×ややサスペンス風味のお話です。
評価・レビュー
まだレビューはありません。