小さい頃の結婚の約束にマジレスしたら、可愛い幼馴染と結婚していた件
最終更新:2021/5/12
作品紹介
「あたし、大きくなったら、みーくんのおよめさんになるー!」 幼稚園児だった、倉敷古織(くらしきこおり)の他愛ない言葉。 言葉を送られた男の子であるみーくんこと工藤道久(くどうみちひさ)はといえば。 「こおりちゃん。およめさんのまえに、こいびとにならないといけないよ?」 とマジレス。古織と道久は、それ以来の付き合い。交際歴15年の恋人。 彼女との大切な約束もあって、道久の18歳の誕生日に二人は入籍。高校生夫婦となる。 しかし、二人の結婚にあたって、両親は二つの条件を提示してきた。 独立して生計を営むこと。金銭面でのやりくりは自分たちですること。 そんなこんなで。 二人は、家計のやりくりに頭を悩ませながらも幸せな新婚生活を満喫するのだった。 「毎日みーくんとイチャイチャできて、幸せいっぱい!って思ってたんだけど」 「幸せじゃないと?」 「幸せだけど。でも、幸せでお腹は膨れないよね……」 これは新婚夫婦が、節約しながらイチャイチャライフを送る、ただそれだけの幸せなお話。 あるいは、節約にかこつけてイチャイチャするお話。 小説家になろう・カクヨム同時掲載です。
評価・レビュー
まだレビューはありません。