【短編】やっとの思いで夢のカフェを開いたものの、店は美少女JKたちのたまり場になるようです。
最終更新:2021/8/8
作品紹介
俺には一つの夢があった―――――――― それは赤字確定の喫茶店を作って一人ノンビリこの世を満喫するということ――――。 そして、苦節数年、ようやくそれが叶ったのだ。 俺の、俺のためだけの、俺によるカフェ経営。ここに来るまでかなり苦労を重ねたが、ようやく念願のカフェ経営に取り掛かることができる。 設定するのは誰がどう見ても高いと言われるほどの値段設定。それでいい。人を多く呼び込むつもりはない。ただほんの数人のためだけの、小さな憩いの場でいいのだ。 けれどそんな夢も、開店直前に消え去ることになった。 開店前日に店に現れるは高校の制服を着た、洒落っ気の欠片も無い、しかし人目で今まで見たより誰よりも可愛いと思える少女だった。 彼女は告げる、一大決心のように、告白のように、ひときわ小さくて大きな勇気を振り絞って―――― 「私を、ここで雇ってくださいっ!!!」 これは若くして喫茶店を開いた俺と、開店直前に押し入ってきた少女の2人によるカフェ経営の日常の1ページ。 そんな2人の間に少女の友人である明るいクラスメイトや天才少女、物静かな文学少女が加わってきて、最初の予定である物静かな喫茶店はどこいった!!な日常が始まる!? …………かもしれません。
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