一輪の庭
最終更新:2021/5/2
作品紹介
入院するお母さんのために、絵を描いていた僕は、弟にその絵を破かれたことに腹を立てた。それをお父さんに怒られた。 「なんでいっつも僕ばっかり!お父さんのばか!」 怒りをぶつけ、その心のままに靴を履くと、月明かりの空の下へ僕は飛び出した。 真っ暗な空の下の方に浮かぶ丸い月は、走り続ける僕の背中を照らしていた。 家出をした僕は、満月の空の下、先生と出会う。 あなたの願い事は何ですか? 2021.5.3.純文学日間ランキング6位になりました。皆様に感謝を。 第9回と第10回ネット小説大賞一次選考通過作品
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