【完結済】図書室で助けた美少女と本物の恋人になるまで
最終更新:2021/10/31
作品紹介
楠木蓮《くすのき れん》が通う学校、鳳櫻高校の二年二組には、『雪白姫』と呼ばれる美少女がいる。 雪のように白い長髪と肌。物静かに教室で本を読む彼女はしかし、誰とも交流を持とうとしないことで有名だ。男子の中では密かに人気を集めているが、誰もが無駄だと告白すら躊躇するような美少女。 それが『雪白姫』、本倉悠莉《もとくら ゆうり》だ。 本来関わることのない相手だと思っていた蓮だったが、雨宿りのために訪れた図書室で悠莉と遭遇し、時間潰しのために図書委員の仕事を手伝った。 「何かお礼くらいさせてください。貸したままは気持ちが悪いので」 「気持ち悪いって言われても……別に礼が欲しくて手伝ったわけじゃないし」 「でしたら……こういうのはどうですか? 毎週月曜日と木曜日の放課後、ここに来てください。お礼を聞きます」 偶然から始まった、放課後に図書室で悠莉と過ごす日々。 周囲を欺くために偽装交際をしたり、お出かけという名のデートをしたり、夏祭りへ出かけたり。 そうしている間に、二人は芽生えた淡い感情を自覚していく。 これはゆっくりと互いを知り、惹かれ、二人が結ばれるまでのお話。 少しでも面白いと思ったらフォローや星、感想など頂けると嬉しいです。執筆の励みにもなりますので、よろしくお願いします! 忘れてなければ毎日12:20更新、日曜日は20:20にも更新あるかもしれません。
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