絶望税の黙示録
最終更新:2020/9/11
作品紹介
鍋島小骨さんの『遺書』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054919016304)にインスパイアされて、10年くらい前に書いたツイッター小説(その後SSにした)を短篇にしてみました。新作書き下ろしです! 税金によって強制的に絶望を排除する国の未来に待っているものはいったいなんでしょう? もちろんハッピーエンドです! ジョン・レノンの『イマジン』をBGMにすると合うかもです。 元のツイッター小説 日本に蔓延する絶望。政府は抜本的な対策として絶望税を導入した。一定以上の絶望を持つ人々から絶望を徴収する。絶望もできなくなった人々は、意味不明の愛想笑いを浮かべて日々をすごした。集めた絶望は埋め立てに使われ、『夢の島』という暗い島ができた。