夢のかけはし
最終更新:2021/11/28
作品紹介
……太陽が海に沈むとき、僕たちは巡り逢えるだろうか、あの約束の日のように。 そこまで書いて、僕はひと息つき、窓のない部屋の片隅で丸くなる。 ベッドと机と椅子。したためる一本のペンと一冊のノート。 これがあの頃の僕のすべてだった。 本作は、 「はじまる季節 ──十七歳、僕は初めて人を愛した」 ( https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n6570gj/ ) の番外編です。 時間軸としては、主人公・佐伯清志郎が社会人になった後、精神の病を得た頃のお話です。 本作には以下、同一世界観の作品があります。 「ふたりのアラベスク ──あなたに心、奪われていく」 ( https://ncode.syosetu.com/n5917fw/ ) 本作は、XIさま主催【XIの短編企画(1)】参加作品です。
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