三角形の頂点から垂線を落とす　-片想いしていた幼なじみの彼女と高校の先輩との運命線上、三角関係の真ん中にいる主人公の恋の話-

恋とか愛とか、そんなことはよくわからない。 高校の合格発表の日、幼なじみの彼女がそう言った。 合格と不合格の分かれ道。 別々の高校に行くことになったが、何も言えなかった。 彼女の気持ちが自分に向いていないことはわかっていた。ならばせめて、この関係を続けようと思っていたのに。 カクヨムにも掲載しています。