無色透明な君の声
最終更新:2020/8/2
作品紹介
言いたいことを中々言えない少年、森田碧は、新学期初日に事故に遭う。 碧は事故の後遺症で、聞こえるはずのない声が聞こえるようになってしまった。 それは、人の心の声だった。 聞きたくもない声が次々と頭に飛び込んできて、碧は辟易する。 そんな中、『死にたい』という心の叫び声が碧に届く。その声の主はいじめられていたクラスメイト、雪乃令美のものだった。 雪乃は失声症で声を発することができず、常に一人ぼっちだった。碧は雪乃の心の声を聞いて会話をし、二人は毎日放課後の時間だけ交流するようになる。 そして二人は、クラスメイトたちの心の闇を、次々と解決していく。 これは心の声が聞こえるようになってしまった少年と、声を発せない少女の、優しい物語。 ※作者とこの物語の主人公の名前が同じですが、決して自分大好きマンではありません。ペンネームが思いつかなかったのでこの主人公の名前をもらっただけですので気にせずお読みください。
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