九十九の黎明
最終更新:2021/11/20
作品紹介
【『Dawn of the Mapmaker』という題名でCross Infinite World社から英語版が出版されました。もの久保さんによる美しい表紙と挿絵は必見です!】 その知識は、本来お前が持つべきものではない―― 筆写師見習いの傍ら、地図制作を請け負うウネン。領主の依頼で仲の悪い隣領との境界を測量することになった彼女は、護衛を探すために訪れた酒場で一人の旅の剣士と出会う。 ウネンが過去に作った地図を手に、剣士は「測量技術を誰から教わった?」と詰め寄ってくる。彼は、三年前に失踪したウネンの師匠を罪びとだと言って探していた。 師の犯した罪とは何なのか。彼が持ち出した門外不出の知識とはどのようなものなのか。 恩師の無実を証明すべくウネンの旅が始まる。 ――小柄で男の子と間違えられてばかりいる地図屋の少女と、少女の師匠を追う腕利き剣士(口下手で苦労性)と切れ者魔術師(笑顔が胡散臭い)との、世界の秘密を巡る冒険譚。 ※本編完結、番外編追加予定有り。 ※第一回朝読小説賞の最終選考に残りました。 ※常用外漢字にふりがなが必要な方や、台詞と地の文の間などに空白が欲しい方は、小説家になろう版 https://ncode.syosetu.com/n2761cz/ をご利用ください。 ※読者の方からいただいたイラストを https://greenbeetle.xii.jp/treasure/index.html#reimei に展示しております。皆さんありがとうございます!!
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