Qutie Crazy Doll ~僕は彼女の着せかえ人形~
最終更新:2019/11/21
作品紹介
【四巻完結】 小山内直《おさないなお》には秘密があった。それは幼馴染の大串遥華《おおくしはるか》にたびたび女装をさせられて町中を連れ回されていること。いつ誰にバレてしまうかとビクビクしながらも、断りきれずにいた。 いつものように女装して出かけさせられていたある日、直は地元一番の地主の娘、中条玲《ちゅうじょうれい》に誘拐されてしまう。彼女曰く、 「私のお人形にならない?」 窮屈な家を飛び出すために彼女の振りをしろというわがままな命令に仕方なく従っていた直は、玲の秘密を知り、その実現とお人形の地位から脱却するため奔走する。 【主な登場人物】 小山内直《おさない・なお》…高一。一五〇センチ半ばの身長と中性的な顔でよく小学生や女の子に間違われる。遥華に休日のたびに女装させられている。 大串遥華《おおくし・はるか》・・・高二。直の隣に住む幼馴染。小学生時代は剣道で数々の大会に優勝し、『夕陽ヶ丘の巨神兵』の異名を持つ。やや情緒不安定。 中条玲《ちゅうじょう・れい》…高三。地元夕陽ヶ丘で一番と言われる大地主の一人娘。本人は親の金で生きることに窮屈さを感じており、高校卒業と同時に家を出ようと画策している。強気に見えて後ろ盾がないと気弱になる内弁慶。 下川湊《しもかわ・みなと》…夕陽ヶ丘の老舗『下川呉服店』の娘。名家でありながら本人はまったく気にすることなく、自由に生きている。直に実家の宣伝としてモデルをやってもらいたいと狙っている。
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