偽聖女の汚名を着せられ信じていた王太子にも裏切られたので精霊の国に逃亡したら、そこの精霊王に溺愛されました!?
最終更新:2024/3/5
作品紹介
「エイミー・クロウリー、貴女を聖女と認めるわけにはいかない! 貴女が今まで見せていた『奇跡の御業』は全て偽りだった! この偽聖女めが!」 この国の若き王太子であらせますネイサン様が、わたくしにそう告げました。わたくしも一体何が起きたのか? 全く理解が出来ません。 「エイミー様が聖女ではないだと?」 「これはどういうことなの?」 その場にいた皆の間に動揺が走ります。それもそのはず。ここは聖なる聖堂協会。そして本日はわたくしめの『聖女任命式』。 本来なら、わたくしが新たな聖女として任命される輝かしい儀式の場のはずだったのですから。それが一転して『偽聖女』呼ばわり― さらにネイサン様はわたくしにとって最終宣告とも言える一言を... 「聖女ではない女とは結婚できない! 貴女との婚約は白紙に戻す!!」 アルファポリスにも載せています。
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